今回は、タクボ物置GP-179AT全面棚タイプの組立て現場に密着してきました。
梱包は全部で9梱包で届きます。衝撃から守る為に、ビニール+段ボールでしっかり梱包されています。
工具はボックスドライバーが付属していますが、電動ドライバーがあると便利です。
1、まず、基礎ブロックを設置します。個々のブロックの水平、全体のブロックの配置をきちんと確認します。
正確に水平を出さないと、扉がスムーズに開閉しなかったり、鍵がかからなくなったりします。
地面の土をならして調整して、水平器(付属しています)で一つずつ確認します。
今回は、アンカーも取り付けますので、アンカー設置用の穴も掘っておきます。(深さは20~30センチ)
2、床板にアジャスターを取り付けます。床板を裏返して、アジャスターが床から0~10mmほど突き出るくらいの位置までねじ込みます。
ポイントは、アジャスターをねじ込む時に、付属のアンカープレートを3枚に重ねて、床板とアジャスターの間に、かましてからねじ込むと適度な高さまでねじ込む事が出来ます。
3、床板を基礎ブロックの上に配置します。今回は背面に建物があり、後ろの壁にピッタリと配置すると後の工程が作業できないので、手前に10センチほどずらして配置します。
4、次に、左壁を取り付けます。後で位置調整をする為、ネジはゆるくしめておきます。続いて、右壁も同様に取り付けます。
この時点で背面の作業は終わったので、床板を壁面ピッタリの位置に戻します。
5、ゆるくしめておいた左右壁のネジを共用して、アンカープレートを四隅に取り付けます。しっかり固定してからネジキャップを取り付けます。
アンカーについては、最後にセメントを流し込んで固定します。
6、背面に後壁パネルと壁つなぎを取付けます。壁つなぎ部材は、上下がありますので注意して下さい。
7、左右の壁に振れ止め金具を取り付けます。後ほど屋根と合わせて固定する為、この時はネジはゆるくしめておきます。
同時に付属のアルミフックを左右壁の上に開いている四角い穴に差し込んでおきます。
8、屋根を取り付けます。上レールは、扉のはね返りを防止する為にヘコミ加工をしてあります。
このサイズの物置であれば、脚立は不要です。
9、扉を取り付けます。扉上部に戸車を取り付けます。この時、戸車本体を下へ押し付けながらネジ止めをして下さい。
戸車を付けたら、左扉→右扉の順にレールにはめ込みます。
10、棚板を取り付けます。屋根材中央に開いている角穴に棚支柱後の上部を差し込み、下部を床板と後壁パネルの隙間にはめ込みます。
続いて棚支柱後に横桟、支柱前を取り付け、棚板を設置します。
棚板は、お好みの高さに設置できます。
11、最後にアンカープレート穴にセメントを流し込んでアンカーを固定します。
土間がコンクリート地面の場合は、オールアンカー(M8またはM10)市販品を使用して固定します。
今回は、プロの職人が施工して2時間弱で完成しました。基礎ブロックの水平を出す事が大事で、30~40分ほどかけて細かく調整しました。
組立ては、部材の数が少ないので、素人の方でも1.0坪ほどのサイズであれば2,3時間で仕上がるかと思います。
詳しい組立説明書も付いていますので安心です。
ご不明な点があればお気軽にお問い合わせ下さい。