施工密着リポート「サイクルハウス3台用-SB型」
今回は、屋外テント屋根にも使われる丈夫なターポリン生地を使用した
「サイクルハウス3台用-SB型」の施工現場に密着してきました。
梱包は1箱でこのような状態で届きます。
部材ごとに纏めてあるので見分けやすいです。
まず、ベースの前後のパイプを組立てます。組立てと言っても、2本のパイプをストレートジョイントで繋ぎ合わせるだけです。
この時、ジョイントの中央に2本のパイプが接する部分が来るようにします。
手でも締め付けは出来ますが、プライヤー(ハサミのようなねじ回し)があると
女性の方でもしっかり締め付けが出来ます。
次に、繋ぎ合わせて1本になったパイプの両端に、絞りリングを取り付けます。
このリングは、クリップのようになっているので、つまみながらパイプに差し込みます。
ここでのポイントは、
前に使用するパイプのリングの位置は、両端から15センチくらいの所に、
後ろに使用するパイプのリングは、両端から25センチくらいの所に取り付けます。
後で、幕を取り付ける際に便利です。
次に、左右の横パイプを組立てます。
パイプ3本を2つのT型ジョイントで繋げて1本にします。
1本にしたものを2つ作ります。
この時、パイプをジョイントの根本までしっかり差し込んで下さい。
組立てたパイプをコーナージョイントで接続します。
この時に注意する点は、前後パイプの中央にある
ストレートジョイントのネジの部分を内側にして接続して下さい。
T型ジョイントに脚用パイプを6本差し込みます。
垂直に根本までしっかり差し込みます。
横どおし用パイプを2組、組立てて、左右の脚パイプに差し込みます。
骨組みの下部分が出来ました。
次に、屋根部分を組立てます。
アーチ用パイプ2本をパイプジョイントで連結し、アーチ状に組み立てます。
この時、アーチ用パイプの先が赤い方を下にして連結します。
アーチの形状が上下で似ているので、要注意です。
一番手前と後ろに来るアーチには、3ツ穴のジョイントを使って連結します。
真ん中のアーチ2本は、4ツ穴のジョイントを使います。
天井通し用パイプをアーチの天辺に繋げます。
これで骨組みの天井部分が出来上がり、これで骨組みが完成しました。
次に前後幕を張っていきます。シートに裏表はありません。
初めに真ん中から括りつけます。次に左右のアーチ部分を括ります。
出来るだけ幕がピンと張るように引っ張りながら括りつけます。
後幕と同じように前幕も張ります。
次に天幕を被せて張っていきます。
幕の裾にあるハトメが、前から見て左右に来るように被せます。
前から見て、ファスナーが隠れない程度(15cmくらい)に正面にも天幕を被せます。後ろは、20cmほど被せます。
ここで、初めの方でパイプに取り付けた絞りリングが活躍します。
天幕の四隅に付いているロープを、絞りリングに仮止めします。
前後の被り・左右の隙間を確認しながら、ロープを踏み込みながら、ロープをぎゅっと絞り込みます。
幕がピーンとなるようにロープを張ったら、しっかりとリングに結び止めます。
前後左右の幕下の空間が均等になっているか、確認します。
これで完成です。
天幕、前後幕、全ての幕がピンと張っていると、摩擦が少なく幕の傷みが減ります。
幕は、ピンと張っていても高温でだんだん緩んでくるので、幕の張りが無くなってきたら、引っ張るようにして張り直してください。
商品について等、ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。